知っておくべき日本の“飲みニケーション”事情

ビジネスにおいて、取引先や上司、同僚とのコミュニケーションは必要不可欠ですが、日本では、職場外での飲み会も、特に重要なコミュニケーションツールとして認識されています。今回は日本の飲み会文化、いわゆる”飲みニケーション”について詳しく紹介します。

職場の飲み会は仕事の延長

日本の会社では、新人が入社した時、社内で部署移動や人事異動があった時、新年会や忘年会など、年間を通して飲み会が行われています。週末に行われることが多いですが、平日に行われることもあります。形式的には、飲み会は自由意志に基づくものですが、職場によっては、誘いを断ると「付き合いが悪い」とレッテルを貼られてしまうこともあります。

飲み会が開かれるのは、居酒屋

平日でも週末でも、夜になれば、街の居酒屋はどこもスーツを着たサラリーマンたちでいっぱいになります。日頃は真面目に働いている日本人が、居酒屋ではとても賑やかになります。居酒屋は、都内だけでも数万件ありますが、基本的には飲み物と食べ物が豊富に揃っている場所です。法律により、20歳未満は飲酒禁止なので、飲み物は、アルコールだけでなく、ノンアルコールも豊富に揃えています。

時間厳守

目上の人がいてもいなくても、5〜10分前には待ち合わせ場所の居酒屋に着くようにしておくのが暗黙のルールです。遅れる場合は必ず幹事に連絡を入れるようにするのが鉄則です。

座り順

座る場所は、席次と呼ばれ、飲み会の席では非常に重要視されているマナーです。基本的に、奥の席・上座には上司が座り入口側・下座には新入社員が座ります。店に入る前にエレベーターを使用する場合は、中での立ち位置にも注意が必要です。新入社員がエレベーター操作盤の前に立って職責の一番上の人が一番後ろに立つのが通例です。上司にお尻を向けないようにすることを気をつけましょう。

乾杯時飲み会開始後のマナー

目上の人と乾杯をする場合は、相手よりグラスを上にしてはいけません。礼儀として、先輩や上司より前にグラスに手をつけるのはよくないことです。もしお酒が飲めなくても、乾杯時にはグラスに口をつけるのがマナー。自分より目上の人のグラスが空になっていたら、「お注ぎしましょうか?」「何か飲まれますか?」と気配りすること。上司にビールを注ぐ時は両手で瓶を持つようにしましょう

会計時

支払い方法は、会社によっても様々で、最初から会費が設定されているケースもあれば、割り勘、上司のおごりなど、その場によって違ってくるため、幹事さんに対して、「いくらでしょうか?」という姿勢をまず見せることが大切です。

飲み会終了後

飲み会終了後、職場で会うことがあれば、幹事に「先日はありがとうございました」「楽しかったです」などの言葉をかけたり、メールで軽い挨拶をしておくと好印象を持たれます。