相撲ビギナーズガイド

大相撲は、日本で最も人気のある伝統的なスポーツのひとつです。競技は複雑に見えますが、ルールは極めてシンプルで、競技場の雰囲気は他にはない魅力があります。チケットを購入する前に、相撲を理解するためのヒントとなる予備知識をご紹介します。

相撲競技といえば、日本を思い浮かべるくらい、この国の象徴的なイメージのひとつです。廻しだけを身につけ、丹念に髷(まげ)を結った、筋骨隆々の二人の力士が、土俵の上で激しく睨み合い、戦います。外国人の多くは、相撲の存在を知りつつも、大半はこの崇敬されている伝統競技は、日本人だけが観戦できるという印象を持っています。

しかし、それは真実とはかけ離れています。実際、大相撲の取り組みは、極めて理解しやすく、試合のチケットは驚くほど簡単に手に入れることができます。相撲競技の基本をここでご紹介しましょう。

相撲とは

私たちが知っている現在の相撲の形式は、1600年代初頭の江戸時代まで遡ります。土俵の中で勝負を行うという競技のルールが確立されたのはこの時期で、それが現在まで続いています。

本質的に相撲は競技であり、古代の儀式でもあります。力士は土俵と呼ばれる土と稲わらで作られた直径4.55メートルの円型の闘技場の中で取り組みを行います。この空間を清めるために空中に塩をまき、自らの肉体をピシャリと叩き、対戦相手を睨みつけるという一見恐ろしい儀式を行います。この儀式には、かつては宗教的に重要な意味がありましたが、現在はニュージーランドのラグビー選手が試合前に行うハカに似た、対戦相手を威圧する試合前のウォーミングアップと見なされています。

競技のルール

数分間にわたって歩調を合わせ、足を踏み鳴らし、相手を睨みつけた後、力士は片方のこぶしを地面につけ、腰を低くしてかがみます。行司(審判員)が勝負開始の合図を出し、両力士の勝負を仕切ります。

勝敗は極めて簡単です。対戦者を土俵の外に押し出した力士、または足の裏以外の身体のどこかの部分を地面につけさせたほうの力士が勝ちです。とはいっても、体重150kgもある男性を地面につけさせるというのは、口で言うほど易しいことではありません。しかも、力士が使うことができる決まり手は、70〜80種類もあるのです。禁じ手の動きもあります。例えば、首を締める、髪を引っ張る、廻しの下を打つといった動きは禁じられています。運が良ければ、力士が相手の廻しを掴んで土俵の外に投げ上げるといった大胆な決め手を見ることができるかもしれません。

チケット購入方法

毎年、大相撲トーナメントは6回行われます。1月、5月、9月の3回は、東京の両国国技館で開催され、各トーナメントは2週間続きます。スケジュールと前売りチケット購入は、日本相撲協会ウェブサイトをご覧ください。トーナメントの1ヵ月前から購入することができます。

チケットがオンラインで売り切れでも、相撲競技場のチケット売り場で朝8時から当日券を販売しています。平日およびトーナメントの早い時期であれば、チケットを入手できるチャンスが多くなります。一人当り購入できるチケットは1枚のみなのでご注意ください。

観戦者のエチケット

番付の低い力士の試合は、午前8時30分に始まりますが、大半の観戦者は、経験豊富な相撲力士が土俵に上がり始める午後3時から4時頃に現れます。
土俵の「正面」側の席を選びましょう。ここが良く見える「前面」と考えられています。
他の観戦者が座布団を投げ始めても、ご安心ください。これは競技が特にスリル満点であったことを示すサインです。
土俵に近い席(タマリ席)の場合は、靴を脱いできちんとしまうか通路によけて、座布団の上であぐらを組んで座らなければなりません。長時間あぐらをかけない場合は、この席は選ばないようにしましょう。

両国国技館
住所:東京都墨田区横網1-3-28
ウェブサイト
開館時間:8:00(トーナメント期間中)

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