雑貨展で日用品の美しさを堪能

東京の21_21 DESIGN SIGHTで開催されている「雑貨展(ZAKKA: Goods and Things)」。日常空間の中の当たり前になっているデザインについて考察していくこの展覧会では、家庭や職場、毎日を過ごす様々な場所で見つかる美しい雑貨の歴史にスポットを当てます。

「雑貨」という概念は、幼い頃から接してきた日本人には理解するのはたやすいでしょうが、外国人にとっては捉えどころのないもの。しかしインスタグラムをハッシュタグ「#zakka」で検索すれば、何千ものフィードが現れます。

日本に端を発し、ますます広がりつつある雑貨。文字通りには「多様に入り混じったもの」を意味する雑貨は、日常生活の中で使われ、自分の家や暮らしに彩りを添え、使う人に喜びを与えてくれる美しい物を全部ひっくるめて定義づけるのに使われる言葉です。英語で言えば「sundries(日用品)」や「miscellaneous goods(日用雑貨)」が一番近いでしょう。

雑貨ブームとは、美しく彫り上げられた木のスパイスラックから、手描きのラベル付き骨董ガラス瓶、丁寧に手編みされた動物の形のアクリルたわしまで、毎日使う家庭用品をもっと素敵なデザインで、同じくらい機能的な物に替えていくブームです。これには、さらに先進的に作業を楽しく簡単にできるようにデザインし直された雑貨も含まれます。

さまざまなメディアを活用した展覧会では明治時代に遡り、荷車に、やかんや箒(ほうき)などの日用品を積んで販売していた行商の姿をインスタレーションで再現して、雑貨とその起源を探っています。また、日用品の絵画やイラストも必見です。さらに「必要から生まれたユーモラスな生活用品」を展示する「雑種プロダクト」などの展示も!食器を洗うときにボトルブラシの美しいデザインに感動したことがある、やかんの魅惑的な曲線にときめいたことがある…そんな人は、必ず訪れたい展覧会です。

日時:6月5日(日)まで開催中
開館時間:10:00~19:00(最終入館は18:30、火曜休館)
場所:21_21 DESIGN SIGHT
住所:東京都港区赤坂9-7-6
ウェブサイト
入場料:一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料

tokyo.com_events_-design_sight

Credit: Photo by Wei-Te Wong

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